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#twnovel@SIREN

良崎(@kanfrog)のツイッター小説などまとめブログです。

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No.119 バレンタインネタ

チョコを貰った帰り道、何故か体がふわつく。兄は空から帰ってきた。天井に頭を打ち付けたらしい父曰く、「うちは代々、重力に反して浮いてしまう家系で」「何で今日に限って」「心が浮つくと飛ぶな」三人で顔を見合わせる。チョコ一つで昇天できるほどに、男ってのは単純なのだ。

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No.20

「桜は、空から見下ろすときれいだよ」君もどう、と彼はにやりと笑った。それは彼の特異体質――と言っていいのか――がなせる技で、私には無理だ。「あなたは空を飛べるからいいけど。私は歩いて見るよ」「じゃあ百歩譲って。下から見上げに行こう、一緒にね」彼は再びにやり。

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No.17

書き上がった年賀状を手に窓を開けた。雪が舞い散る街には、除夜の鐘が響いている。窓枠を強く蹴って、俺は外へと飛び出した。駆けるように風を切って大晦日の空を飛ぶ。誰よりも早く、彼女のもとへ届けに行くのだ。

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No.8

打者が一巡しても、ホームランさえ打たれなければ逆転されなかったのに。あと一人抑えられたら甲子園だったのに。試合前に戻りたいとは願わない。いっそ、野球を知らなかったころに還ってやり直したい――そして、ふと我に返る。それじゃ彼女に巡り会えない。ならば潔く負けてやる。

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No.7

「あらやんはもちろん、大学ナンバーワン投手でしょ?」願掛けの中身を聞き出そうと、私は彼を突っつく。彼は爽やかすぎる笑顔で首を振った。「違うの? じゃあ、何?」「きっと、土崎さんと同じこと。……だったらいいな」そう言って歩く彼の足は、文字通り地についていなかった。

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